ニートが好きだね?

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『仕事は楽しいかね?≪最終講義≫』のマックスから完璧の先を学ぶ

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完璧の先を学べる本

仕事は楽しいかね?≪最終講義≫のマックスから完璧の先を学びました。一部ネタバレがあるかもしれません。毎度のことですが僕は仕事をしていないし会社に勤めたことがないのでそれでも学べるところを教科書として今回は完璧の先に焦点をあてて読んでみました。このシリーズを読むのは3冊目になります。この本の結論としては完璧なものを見つけてそれを良くすることを挑戦することからすべては始まる。です。

この本を読んだ経緯と前作までで学んだこと

ちなみにこの本を読んだ経緯と今まで学んだことを少し書いておきます。経緯としては今までに前作を読んできたから≪最終講義≫が気になって読んだ流れです。前作までに学んだこととしては最初に『仕事は楽しいかね?』を読んだ時に僕は挑戦することの大切さを学びました。そして『仕事は楽しいかね?2』で理想の人間関係を学びました。

  1. 挑戦することの大切さを学んだ
  2. 理想の人間関係を学んだ

このブログを始める前に読んだ本であり、心療内科を受けるきっかけ、ブログを始めるきっかけ様々なことに挑戦するきっかけを作ってくれたのはこのシリーズです。また自分の聞き籠りや288Daysという計画にアップデートに繋がるヒントをくれているシリーズでもあります。

そもそも完璧とは?

 《傷のない宝玉の意から》欠点がまったくないこと。また、そのさま。

完璧(カンペキ)とは - コトバンク より引用

 デジタル大辞泉の完璧の意味を引用させていただきましたが「完璧」とはこういう意味だそうです、ではその先というのはイメージできるでしょうか?この本からはそれを学ぶことができました。

カラスは6より大きい数を数えられないの教訓

3章でマックスがカラスの話をしました。それがとても印象的だったので紹介します。

この話には教訓があるんだ 。六人の猟師が森に入り 、五人出てきたなら 、まだ一人森に残っているとカラスにも分かる 。だけど 、七人入って六人出てきたら 、もう森は安全だと思ってしまうんだ 。カラスには 、猟師が大勢森に入り 、大勢出てきたことしか分からない 。出てきたんだから問題なし 、というわけだ 。この話の驚くべき教訓が分かるかい ?

「仕事は楽しいかね?≪最終講義≫」より引用 きこ書房

カラスは事態を完全に把握していると考えます。※カラスは自分が6までしか数えられないことを知らないのです、そして7という数字が存在することすらしりません。そしてこれと同じようなことが人間にも言えるということ。ただ場所が塔だったりとか似たような話があるようで数字もすこし違う情報もあったのであくまで話の流れの教訓として読みました。

ダーウィンの名言

そしてマックスはダーウィンの名言を一部使っていました。調べてみたら紹介されていたので下に載せておきます。

無知というのは、しばしば知識よりも確信に満ちている。科学によってこれやあれやの問題を解決することは絶対にできないと主張するのはきまって知識がない人である。

Ignorance more frequently begets confidence than does knowledge: it is those who know little, not those who know much, who so positively assert that this or that problem will never be solved by science.

ダーウィンの名言・言葉(英語&日本語)「種の起源」 | 名言+Quotes より引用

 

これらのことが書かれていて僕は自分の無知さの恐怖を感じました。たしかに知らない、存在すらわからないと恐怖やそういったものは感じないです。しかしそれが知識を得たうえでの判断でないととても危険であるということが分かりました。

自分の能力と完璧を判断する

上に書いた2つのこと(カラスの話とダーウィンの名言)からあることに気づきました。つまり僕は自分の能力を正しく判断するためにもしっかり学ぶ必要があるようです。そうしないと自分にとっての完璧がまず正しく判断できません。そして学ぶことでさらに学ぶ必要があることにどんどん気づいていくのです。僕の場合はまずここをしっかりしなければいけません。

そして完璧の捉え方その先

〝完璧 〟という言葉は創造性をオフにするスイッチだよ

「仕事は楽しいかね?≪最終講義≫」より引用 きこ書房

完璧で満足をするとそこからは何も進まなくなってしまいます。これは『仕事は楽しいかね?2』の時に少しふれていたように感じます。そしてここで大事なのは“完璧以上に素晴らしい概念”というものが存在することを理解することでしょう。

この本では組織での具体例としては任されたことの80%をこなし次の人にまわす、その人も残りの80%で次の人へと必要な回数繰り返すことで“完璧”というプレッシャーから解放されて完璧を超えることができると言っています。

でも僕の場合は1人です。ただ共通するキーワードがありました。“どうしたらもっと良くできるだろう?”です。完璧の先があるということを理解し、自分の実力においての完璧をわかったうえで“どうしたらもっと良くできるだろう?”と問いかけることで全てがはじまると学びました。この発想自体が僕には存在していませんでした。まるでカラスと同じように。

3つの解決策について

自分の気に入っているアイデアが相手にも一番気に入ってもらえることは滅多にない。そして求められるのを待つ必要はなく複数の解決策を用意しておくことが完璧な先(ハイパーロジックと本では名付けられていた)に辿り着くためには必要であるようです。

最初の解決策は人からの借り物 、

二つ目の解決策は常識の範囲内 、

三つ目の解決策が天才のアイデアだ 。

「仕事は楽しいかね?≪最終講義≫」より引用 きこ書房

なんとなく自分にあてはめてみました。たしかに僕は誰かのマネから始めることがよくあります。こういうのを作りたいだれか作っていないだろうか?とそれを自分のスキルや知識でなるべく似せてみる。これが最初の部分なのだと感じます。

そして2つめあくまでも誰かが思いついたことがあるようなものの先にあるもののことだと思われます。誰かが思いついたアイデアとアイデアを足すと新しいアイデアになることはこのシリーズの最初で学んだがありきたりのアイデアとありきたりのアイデアを掛け合わせてもたくさんの偉人がいるためにたいていはもう誰かがやったことのある常識の範囲内に収まってしまうということだと解釈しました。ただここでも満足してしまうくらいの報酬や罠があるように僕は思います。

天才(特別な人)のアイデアの解釈

では天才のアイデアとはなんでしょうか。これはあくまで人と違うアイデアというものだと僕は解釈しています。つまりすごく頭がいいとかそういうことではなく常識という範囲内にとらわれず誰もが思いもつかないようなそういう領域のアイデアだと僕は解釈しているということです。そのヒントが4章に書かれていました。

人とは違う考え方をするのは 、人より多くのことを知っているから 。彼らが人より多くのことを知っているのは 、人より多くの質問をするからだ 。

「仕事は楽しいかね?≪最終講義≫」より引用 きこ書房

やはりそれだけたくさんのことを知っているということが重要になっているようです。ただ僕が疑問に感じたのは人より多くの質問をするからだという部分です。

僕は今ではネットですぐ答えが出せる時代になり答えに辿り着くまでの過程がわからなかったり楽しめなくなったりしているような感覚に疑問を感じています。だからすぐに質問して答えを聞くことを恥じましたと以前Twitterに書いたことがあります。

まだPRO化していなかったりした時代のであれですけど上に書いてある通りです。しかしこの本では多くの質問をするからだと書いてあります。一体何が違うのでしょうか。

僕がおこなっていた人に答えを聞くというのは依頼だということです。そしてここでの質問は依頼ではなくお願いであったという違いがありました。依頼として指示を出しても見返りがなければそんなものには誰も反応しない、早い話が答えが欲しいならお金で買ってくださいとなる。そうではなくお願いとしてコミュニケーションをとることを介さなかったし理解していなかったのだ。そして本当に優秀な人は

相手が必要なときに、必要な方法で情報を伝える。

「仕事は楽しいかね?≪最終講義≫」より引用 きこ書房

つまり裏を返せばいつでもすぐ質問すればいいということではない。本当に必要なときに必要な方法で質問するということを人より多くしているということだと解釈しました。ちなみにこれ余談ですが似たようなことはFF14のプロデューサーのインタビュー内容からも学びました。

特別な人は誰でもなれる

〝思い出した 〟人々なのです 。私たちはみんな 、才能つまり人間性の宝を持っています 。でも 、それを使うことを思い出したからこそ 、彼らは特別なのです 。

「仕事は楽しいかね?≪最終講義≫」より引用 きこ書房

僕たちはみんな特別な人になる力を持っていますが生きてきた中でどこかでその方法を忘れてしまいました。その思い出し方をこの本はしっかり書いてくれていたのです。いろんな人の例をあげながら丁寧に。

この本から学んだこと

人は自分が思った以上に自分の能力を理解していない、しっかり自分の実力を知るために勉強をして知識をつけることが必要です。

そして知識をつけることでまた学ぶべきものが見つかり延々と繰り返されていきます。その知識を活用することまでを含めることが頭の成長を止めないことだと考えています。

そうすることで自分の中の完璧を知ることができます。自分の完璧が理解できたうえでさらにそれを良くするにはどうしたらいいのだろう?と動き始めることが完璧の先に行くためのスタートラインなのです。

そしてそこに行けるのは天才だけではなく特別な人だけです。ですが特別な人は誰でもなれます。

なぜなら才能は僕らの中にちゃんとあって僕らはその使い方を忘れてしまっただけなのですから。

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仕事は楽しいかね?≪最終講義≫ 仕事は楽しいかね? 

 仕事は楽しいかね?の記事はこちら www.slpneet.work

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