ニートが好きだね?

ニートが好きだね?

昨日と違うニートになる。頭はたくさん動かした。手の動くままにやってみるよ。

ニートが好きだね?

『自律神経をリセットする太陽の浴び方』からセロトニンを学び引きこもり、うつ病に活用する3

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前回の振り返りと「リズム運動」とは何か

今日の結論から言いますと「リズム運動をしっかり集中してする」ことは重要です。昨日の続きになります。『自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に』という本からセロトニン(セロトニン完結)を引き続き学んでいこうと思います。まずは少し振り返りましょう。前回の記事から引用します。  

部屋の光は視覚機能としては太陽の変わりになる(本読んだり、作業したりする分には困らない)けれど脳内セロトニン分泌においては太陽光の変わりにはならないということです。

自律神経をリセットする太陽の浴び方からセロトニンを学び引きこもり、うつ病に活用する2 - ニートが好きだね?

 つまり昨日の記事から2500ルクス以上の光が必要なため部屋の光だと文字は読めるけれど脳内セロトニン分泌においては太陽光(もしくは2500ルクス以上の光)を浴びることが重要であるということを学びました。この記事から読み始めた方は良かったら1と2の記事を最後に載せておきますのでそちらから読んでいただけるとスムーズに理解できるかと思います。重要なことは2つあり「太陽を浴びる」を昨日やりました。

今日は「リズム運動」の重要性に触れていきます。これらの「リズム運動」を著者は以下の様に紹介しています。

 人間が命の営みを全うできなくなる状況では 、歩けなくなり 、食べられなくなり 、呼吸ができなくなる 。この生命活動に直結した 「リズム運動 」

『自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に』より引用 山と溪谷社 

 これら3つの生命活動に直結した「リズム運動」を「集中」して「しっかり」継続することが重要であるとしています。具体的に書いていきますと

  1. 歩行
  2. 咀嚼(そしゃく)
  3. 呼吸

をやっていくことになるわけですけれどこの「集中」と「しっかり」てなんだ?と僕は思ったわけです。

「リズム運動する」ことの重要性とリセットについて

ではまず1.歩行を勉強しながら「集中」と「しっかり」も理解していきたいと思います。生き物は大きく分けると植物と動物に分けれます。そして僕たち人間は動物に入ります。そして動物は植物と違って生きるために歩行リズム運動を行います。しかしこの歩行には2種類あるわけです。

例えば学校に行くとか会社に行くという様に〇〇に向かうために行う歩行健康のために歩くつまり脳内セロトニンを増やすための歩行です。この後者の歩行が重要になってきます。

ですがあくまで「しっかり」と「集中」がセットになっていなければなりません。前者の通学や通勤での歩行やたとえ健康のための散歩でも雑音などによって集中が阻害されたりただぼーっと歩いているだけではセロトニンの分泌にはならないのです。

ちなみに過度の歩行も逆効果のようで疲れ始めたらセロトニン分泌の減り始めの合図になります。どういう歩行をすればいいかまとめてみましょう。僕は以下の様に理解しました。

早朝等の人通りが少ない時間帯にしっかり意識して好きな音楽などを聴きながら集中できる環境を整えて歩行することではじめて脳内セロトニンの分泌につながる歩行になり疲れ始めたらセロトニン分泌が減り始めたので帰る。

それでは2.咀嚼(そしゃく)を勉強してみましょう。咀嚼というと食事をイメージする人も多いと思いますが食事した時等に食べたものを消化するのに補助的に行っている運動が咀嚼ということです。

ですが勘が鋭い人はなんとなく気づいていると思いますがスポーツ選手がガムを噛んだりしているのをテレビや動画で観たことある方は多いのではないでしょうか。選手たちは食事のためにガムを噛んでいるわけではありません。

中にはお腹空いてて噛んでる選手もいるかもしれませんが、咀嚼によって脳内セロトニンを分泌させて緊張、不安を和らげベストなパフォーマンスを発揮できるようにしているわけです。ちなみに著者によるとコツとして少し多めのガムで歯ごたえをつくり5分以上の咀嚼リズム運動を推奨していて柔らかくなったら新しいガムに替える工夫をするといいそうです。これなら通学(校則で平気なら)、通勤中にもできそうですね。

そして3.の呼吸ですが少しだけ触れますとまずニーチェが出てきて釈迦に繋がります。そして丹田呼吸法、座禅瞑想とむしろここだけで1冊本書けるんじゃないかと。生きるための呼吸は大脳皮質から司令が出ていてセロトニン分泌を促す呼吸は呼吸中枢が司令を出すので別なのです。これを習得するのはもはや修行です。これは是非本を読んでください。正直かなり面白いです。

そしてこれらには大事な共通点があります。

睡眠中にはセロトニン分泌はなくなるので 、一晩寝ると脳内セロトニンレベルは最低になると考えるのがよい 。したがって 、毎朝 、セロトニン活性を繰り返さなければならない 。脳内セロトニンのストックは効かないと考えるべきで 、毎日の生活習慣にすることがポイントである 。

 「自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に」より引用 山と溪谷社  

 まさかの毎日リセットされる。正直、僕はゲーム脳スロット脳なので感想は「なんでセーブがないのですか・・・あなたストックされていないのですか・・・」という気持ちでこの本の中でも泣けるポイントだと思います。そろそろこの本の書きたかったことの7割くらい書けてきたので今日はまとめにはいります。これまでの部分も合わせますと以下の様になりました。

「太陽を浴びる」ことは重要、そして「リズム運動」をしっかり集中して行うことも重要でありこの2つをどちらもすることで初めて充分な脳内セロトニンが確保できるということを理解しました。またこの2つが自然と行えなくなってしまった背景にはやはりIT社会の成長によりライフスタイルがここ数十年でいっきに変わってきたことがあることを僕はしっかり受け止める必要があります。デジタルなライフスタイルを便利に活用しつつも脳内セロトニンは毎晩寝るとリセットされるので生活習慣として「太陽を浴びる」「リズム運動をする」の2つを取り入れた生活を自分なりに作っていくことが求められています。

これでセロトニンについて書きたかったことはほぼ終わります。ですがこの本にはメラトニン(新しいの出てきた)さんがいらっしゃいますのでそちらは明日少し触れてこの本の完結編としたいと思います。

『嫌われる勇気』のときもそうでしたがどうも僕は本を記事にするととても長くなってしまうみたいです。まぁでもこうやって記事にすることによって自分の情報整理、活用に繋げることができるので勉強の一環としてもとても楽しいです。長くなってはしまいましたが明日ようやく本当に完結できると思います。お付き合いくださってありがとうございます。セロトニンだけでいい方は今回の記事までで充分理解できたと思います。

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自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に

この本の記事1『セロトニン欠乏の背景にあるもの』に主に触れています。

www.slpneet.work

 この本の記事2『太陽を浴びる』ことの重要性について主に触れています。 

www.slpneet.work

 この本の記事完結編はこちら

www.slpneet.work  

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