『ペイントさん』という物語をかきました
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いろんなコミュニティがあります。小さいものもあれば大きいものも。そしてそれはいろんな色で出来ています。それは“心の色”の集合体。
ペイントさんはずっと“演じていた”のです。“心の色”をそのコミュニティに合わせて塗っていた。無意識にそうやってずっと過ごしてきました。
今回もペイントさんは黄色を演じるために無意識に体に塗ります。そしてそのコミュニティに参加していきます。
ペイントさんは黄色を演じてコミュニティに参加します。全然違和感はありません。だって溶け込むのですから。
こんな感じでしょう。どれがペイントさんか分かりません。上手に溶け込んでいます。しかし黄色にはいろんな黄色があります。
よく観察してみます。上手に溶け込んでいれるのは最初だけ。塗る色を間違えたり、時が経てば色は徐々に変化したり剥がれ落ちます。すると問題が起こります。
ペイントさんは追い出されてしまいました。ちょっと違う。みんなちょっとずつ違うのにその違いが目立つほど追い出されてしまうのです。でもペイントさんはどうしてか分かりません。
ペイントさんは追い出されるたびにまた“心の色”を変えていろんなコミュニティに参加しました、しかし何処に行っても何故か追い出されてしまいます。そしていつの間にか自分の元の心の色が何色かわからなくなってしまいました。そしてこの色を塗り直す作業はとてもエネルギーを消費します。人によっては倒れてしまいます。
ペイントさんは絞り出した力で自分の“心の色”を思い出すためにたくさん勉強します、知識をつけます、行動します。そして色は色でも“心の色”は無限であり演じなくても“心の色”は変わることを知るのです。ペイントさんはそれを“成長”と名付けました。
ペイントさんは思います。コミュニティには実は線はなくていろんな“心の色”の人が何処にいても何かのパーツにちゃんとなれていて“自分の心の色”を自分ではっきりと言えるように。そういう世界にするために自分にできることを1歩から。
『ペイントさん』作者すろまる
制作画像はCanvaにて制作
制作時間は2時間くらいです。なんとなく思ったことをなにもいじらずそのまま書き続けました。絵本みたいなものを作りたいのでその1歩だとおもってください。絵を描く能力がまだないので画像で代用しています。今までいろんな映画や本を学んできてみてきて一つの作品として形に残したかったのかもしれません。誰かに響けば嬉しいです。
あなたの“心は何色”ですか?