ニートが好きだね?

ニートが好きだね?

昨日と違うニートになる。頭はたくさん動かした。手の動くままにやってみるよ。

ニートが好きだね?

『自律神経をリセットする太陽の浴び方』からメラトニンとセロトニンを学び引きこもり、うつ病に活用する完結

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前回の振り返り

今日でこの本は完結です。結論としてIT社会の現代を自然と共に健康に生きるために必要な知識をしっかり理解し自分のライフスタイルに活用してそれを実行することです。昨日の続きになります。『自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に』という本からメラトニン学んでいこうと思います。まずは少し振り返りましょう。前回の記事から引用します。   

「太陽を浴びる」ことは重要、そして「リズム運動」をしっかり集中して行うことも重要でありこの2つをどちらもすることで初めて充分な脳内セロトニンが確保できるということを理解しました。またこの2つが自然と行えなくなってしまった背景にはやはりIT社会の成長によりライフスタイルがここ数十年でいっきに変わってきたことがあることを僕はしっかり受け止める必要があります。デジタルなライフスタイルを便利に活用しつつも脳内セロトニンは毎晩寝るとリセットされるので生活習慣として「太陽を浴びる」「リズム運動をする」の2つを取り入れた生活を自分なりに作っていくことが求められています。

自律神経をリセットする太陽の浴び方からセロトニンを学び引きこもり、うつ病に活用する3 - ニートが好きだね?

 これまで3日間かけてセロトニンについて理解を深めてきました。そのまとめがこの引用になります。そして今日は名前が似ていますがメラトニンを勉強し1日の流れをしっかり理解して完結にしたいと思います。

メラトニンの役割とブルーライト

メラトニンは夜活躍してくれる睡眠ホルモンです。そしてメラトニンをつくる原料になるのがセロトニンなのです。少しずつ今までの記事との繋がりが見えてきたと思います。

ここで一つの疑問が出てきます。メラトニンの原料がセロトニンなのであれば日中から睡眠ホルモンがばんばん作られていることになるのではないか?という疑問です。答えはノーです。のちの話に繋がりますが日中浴びている太陽光がメラトニン合成を抑制しているのです。そして太陽が沈むと合成が開始され夜の12時ごろにピークを迎え明け方にかけて消失するという1日のサイクルがあります。なのでセロトニンをしっかり分泌しておけばメラトニンという睡眠ホルモンが作られ自然と眠りにつける生活が送れるということになります。

ではセロトニンを分泌する2種の「太陽を浴びる」は日中にしかできませんが「リズム運動」に関しては日が沈んでからもできます。この場合はどうなるのか?というと太陽が沈んでいるので抑制されずセロトニンからそのままメラトニンが合成されていくのです。つまり夜に「リズム運動」を行うことは快適な睡眠において有効ということになります。

しかしここにもIT社会の便利ツールであるパソコンとスマホによる罠があります。「ブルーライト」です。ブルーライトを赤文字で書くと変な感じがしますが許してください。名前を聞いたことある人は多いのではないでしょうか。このパソコンやスマホから発生するブルーライトがメラトニンを破壊してしまうのです。その結果不眠に繋がっていきます。著者はこのように述べています。

インタ ーネットやゲ ームに就寝直前まで興じる生活は 、 I T社会になる前には存在しなかった 。この数十年の間に人間生活に導入された新しいライフスタイルだ 。自然の睡眠物質を壊してしまう可能性が潜んでいることを認識すべきだろう 。

『自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に』より引用 山と溪谷社

もちろん薬の副作用等により眠れない、起きれないという症状があることは理解を示しつつも人間にはメラトニンという自然の睡眠薬が本来備わっていたはずなのです。

今後もIT社会が発展していくことが考えられるからこそ今まで学んだセロトニンをしっかり分泌させる生活を送ることが重要でありそれがしっかりメラトニンを合成してくれることで睡眠に繋がり1日のサイクルが出来上がります。

そろそろ最終的なまとめに入っていきます。著者がこの本のテーマとして 「自然をリスペクトした生活」というものを掲げていました。

この本の目的は地球で生きている人間が「自然」を離れて人工環境で生活すると健康を維持できなくなることを再認識させることが目的と著者は言っています。

自律神経をリセットする太陽の浴び方からセロトニンを学び引きこもり、うつ病に活用する1 - ニートが好きだね?

 そして僕は引きこもり、気分の落ち込みを今よりもいい状態にする目的のためにこの本を読んで勉強させていただきました。それではこの本を通して僕が学んだことです。正直ここだけ読めばいいかもしれないですね。

この本から学んだこと完結

僕たち人類は長い年月をかけて昼行性動物として生きてきました。そのため僕たちの脳や体はそれに適応する形で進化してきたのです。 

しかしここ数十年のIT社会のめまぐるしい発展によってその長い年月にはなかった24時間昼、夜関係なく同じように暮らせるようになり新しいライフスタイルが出てきたのです。そしてパソコン、スマホ等の便利なツールによって太陽を浴びない、運動不足という日常が出来上がりその結果セロトニンが欠乏してうつ病等の患者が増えている現実があります。 

そしてセロトニンが欠乏するとメラトニンが充分に合成できず、また夜間のパソコン、スマホから発生するブルーライトによってメラトニンが破壊され不眠に繋がります。この悪循環から抜け出すために僕たちはしっかり勉強し理解して自分たちのライフスタイルを見直す時代になっていると僕は確信しました。 

そのために自分にできるところから太陽を浴びる、リズム運動をしっかり集中して行いセロトニンを分泌しメラトニンの合成に繋げてIT社会においての自然をリスペクトしたライフスタイルを身に着けていく必要があるのです。今後この問題はどんどん深刻化していくと僕は感じました。だからこそ実際に生活に取り入れどこまで改善するのか自分に活用します。

感想と紹介しきれなかったことを少し

以上で個人的にこの本で書きたかったことが終わったので終わろうと思います。だいぶ長くなってしまいましたが全部読んでくださった方、とりあえず読んでくださった方ありがとうございました。この記事はあくまで自分の現在置かれている引きこもり、抑うつ状態を少しでも良くしたいという思いから情報整理のために書いています。

ですがどなたかの役に立つときがあればそれはとても幸せです。またこの本には心地よさを感じると分泌されるオキシトシン(セロトニン分泌の効果をさらに高める)やトリプトファンと呼ばれるセロトニンの原料のことなど記事では紹介しきれなかったことが科学的根拠をもとに丁寧に書かれています。

他にも様々な観点から「自然をリスペクトした生活」を書いてくださっているので是非読んでみてください。こんな僕でも数日でここまで理解することができました。これで家族や先生から言われた規則正しい生活をする意味というのを理解できました。あとは活用して笑顔の日々を取り戻します。この本を書いてくださってありがとうございました。

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自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に

 この本の記事1『セロトニン欠乏の背景にあるもの』に主に触れています。

www.slpneet.work

  この本の記事2『太陽を浴びる』重要性について主に触れています。 

www.slpneet.work

  この本の記事3『リズム運動をする』重要性について主に触れています。

www.slpneet.work

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