ニートが好きだね?

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昨日と違うニートになる。頭はたくさん動かした。手の動くままにやってみるよ。

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『自律神経をリセットする太陽の浴び方』からセロトニンを学び引きこもり、うつ病に活用する2

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前回の振り返りとうつ病患者数の推移データ

今日の結論から言いますと「太陽を浴びる」ことは重要です。昨日の続きになります。『自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に』という本からセロトニンを引き続き学んでいこうと思います。まずは少し振り返ります。前回の記事から引用します。 

「自然」環境の中で適応してきたリズムを壊さない様にパソコンやスマホと向き合うべきでありこれらのツール無しでは生活できないほど便利な世の中になったからこそみんながしっかり勉強して理解する必要があるのだと理解しました。

自律神経をリセットする太陽の浴び方からセロトニンを学び引きこもり、うつ病に活用する1 - ニートが好きだね?

 僕たちは便利な生活つまりインターネットやパソコンやスマホを手に入れたことコンビニ等の24時間営業等昼と夜の違いの影響をほぼ受けず同じように生活できるようになりました。その結果「引きこもり」「太陽を浴びない生活」「運動不足」な人が出現するようになり、セロトニンが欠乏することによってストレスに耐えられない、心が折れやすい状態になりうつ病や強迫性障害になる人が増加しているという状況にあるのではないか。というのが昨日学んだことから分かってきます。では実際にデーターを見てみましょう。

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資料厚生労働省『患者調査』

出典https://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/07/03.html より

ちょっと古いですが厚生労働省の気分障害患者数のグラフです。あんまりこういうの得意じゃないのですけどIT社会の成長と共に気分障害患者数も膨れ上がっているのが分かると思います。これだけが原因の全てではないとしても僕たちの生活スタイルが大きく変化したことは僕たち自身が一番体感していることではないでしょうか。

「太陽を浴びる」ことの重要性とセロトニンの役割

では実際に僕はどうしていけばいいんだということになります。そのために今この本を通して勉強させていただいてるわけです。

重要なことが2つありました。既に書いた「太陽を浴びない」「運動不足」を変えてしまえばいいわけです。セロトニン神経を活性化するためには「太陽光を浴びる」「運動(リズム運動)する」この2種が重要になっていきます。

僕の場合はそこに「引きこもり」という問題がもう一つ加わります。とっても長くなりそうなので今日はこのうちの1つ「太陽を浴びる」についてで多分結構な量になってしまうので終わります。全然今日で終わりそうにないですね。

それでは「太陽を浴びる」重要性からいきます。僕は思ったわけです。光浴びるだけなら部屋めっちゃ明るくすればいいのでは?そしたら外に出る必要ないのではないか?結論から言うとダメでした。

何故なら照度が違うのです。太陽光の照度は1万ルクス以上あります。それに対して通常の電灯光は500ルクス以下です。引きこもりで部屋くらめな僕の部屋は50ルクスもないと思います。余談ですがルーメンとルクスが単位にあるのですけど気になる人はググってください。

まぁつまり何が言いたいかというと部屋の中の光ではセロトニン神経を活性化するのに圧倒的に足りないのです。セロトニン神経を活性化させるためには2500~3000ルクス以上必要とされています。なので外に出て太陽光を浴びる必要があるわけです。

そして面白いのが通常の光信号は視覚情報として大脳に伝達されます。しかし僕たちの脳は全く独立した経路で脳幹のセロトニン神経を活性化させるようにできています。太陽光が直接脳内セロトニン分泌を促すようになっているのです。

つまり上に書いたように部屋の光は視覚機能としては太陽の変わりになる(本読んだり、作業したりする分には困らない)けれど脳内セロトニン分泌においては太陽光の変わりにはならないということです。

「太陽を浴びる」て言うとなんか日焼け止めとか長袖、帽子はダメなイメージがあって気にする人は多いと思います。僕も対人視線恐怖があるので外出時は帽子必須ですが問題ないようです。必要なのは網膜に2500ルクス以上の光があたることだけだそうです。2500ルクス以上なら太陽である必要はないということになるんですけど一番手っ取り早いのが太陽なので太陽を浴びようてことであり網膜に光を当てる必要がある以上サングラスは残念ながらアウトなようですね。すっぴん隠したり視線回避にはいいんですけどね。

ちなみにセロトニン神経は5つの脳機能に影響を与えています。5つとは

  1. 大脳皮質・・・覚醒状態
  2. 大脳近縁系・・・平常心
  3. 自律神経・・・自律神経のバランス
  4. 姿勢筋や抗重力筋・・・姿勢や顔の表情
  5. 痛覚伝導路・・・痛みを脳に伝える経路

つまりセロトニンが欠乏しますとこの5つが悪い方向に働きます。

朝の目覚めが悪くぼーっとして不安やパニック発作等平常心を保てなくなり低体温、低血圧症などの症状が出てきて表情がとろんとし姿勢が弱々しくなり痛みの原因がわからないのに脳が痛いと判断したりします。当てはまる人いますかね、何個かあると思います。うつ病や強迫性障害の患者が示す症状と一致してくるわけです。

昨日も少し触れましたが薬はあくまで対症療法として開発されたものでありセロトニンを減らさない働きをしてくれています。つまりセロトニンを増やしてくれる働きをしてくれているわけではないのです。

本質的に引きこもり、うつ病(僕の場合は抑うつ状態です)を抜け出すために「太陽を浴びる」ことは重要だということを今日はしっかり理解しました。明日は「リズム運動」について触れていきたいと思います。今日中に終わりませんでしたごめんなさい。ただ結構読んでて面白いです!自分と関係するようなことを勉強するのは楽しいですね、よかったら明日もお付き合いください。

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自律神経をリセットする太陽の浴び方 幸せホルモン、セロトニンと日光浴で健康に

この本の記事1『セロトニン欠乏の背景にあるもの』に主に触れています。

www.slpneet.work

この本の記事3『リズム運動をする』重要性について主に触れています。

www.slpneet.work

この本の記事完結編はこちら  

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