ニートが好きだね?

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昨日と違うニートになる。頭はたくさん動かした。手の動くままにやってみるよ。

ニートが好きだね?

『スクール・オブ・ロック』のMr.Sから大物への反抗を学ぶ

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夢見る男が生徒と共に音楽を通して反抗する映画

今回はスクール・オブ・ロックという映画のMr.Sから大物(ザ・マン)への反抗について学びましたこの記事は※ネタバレがあります注意してください。アメリカの映画です。また、この映画を観るに至った経緯が普段とはちがったので少し説明しておきます。記事にはしていませんが以前僕は『キャプテンファンタスティック』という映画を観ました。邦題は『はじまりへの旅』です。その映画の中で「power to the people」「stick it to the man」という家族間でのやりとりがありましてこの「stick it to the man」を調べていたら行き着いたのでこの映画を観た流れです。

The manについて

映画の約20分くらいのシーンです。Mr.Sが子供たちにこう言います。

 Mr.S「“あきらめろ 夢を捨てろ” 人生で勝つのはムリだからだ 挑戦はできる だが最後は必ず負ける 大物が支配しているからだ」

フランキー「誰が?」

Mr.S「大物を知らないか?至る所にいる ホワイトハウスにいる奴や校長もそうだ オゾン層を壊す奴も 森林の破壊者も 野生動物を見せ物にする奴もだ 反抗の道はあった それがロックだ だが やはり無力」

映画『スクール・オブ・ロック』より引用

スクール・オブ・ロックの「the man」は「大物=権力のある対象」だと解釈しました。manというと僕のイメージでは男性になってしまいますがここでは権力のある対象なので映画に出てくる校長は女性です。生徒にthe manとからかわれるシーンがありますこれは性別は関係なく学校においての権力者だからです校長も組織の中の力ある者という意味で捉えたため別に悪く捉えていません。

ちなみに『はじまりへの旅』では「stick it to the man」は「権力にはノーを」と訳されていました。

Rockの本質と生徒たち

そしてMr.Sは授業の中でロックの本質は反抗することでありそれは心の底から思わないと意味がないと教えるのです。そして生徒たちの本音をしっかり引き出し信頼関係を築き上げていきました。

Mr.Sは生徒ひとりひとりをちゃんと観察し各々に役割を与えました。本人にできること得意なことを歩ませていったのです。そしてザックが作った曲をクラス全員=バンドとしてしっかり完成させます。その中の歌詞に「kick some ass」というワードが出てきます。「爆発」と訳されていましたが僕にはそこにあてはまる単語が見つかりませんでした。意味だけで言えばたたきつぶすとか打ち負かすとかになるのでしょうけどこれこそクラスみんなでつくりあげた反抗の形の集大成に感じました。

学んだことと書きたいこと

彼らはロックという形で反抗の道を成し遂げ人々の心を動かしましたが僕はロック以外にもこの道は必ず存在していると信じています。

そして各々が自分の形をもつことが重要だと再認識できた映画でした。また偽物と本物の違いを見分けるのもやはり自分自身であるということです。

僕らの生活にはいろんな権力が至る所に存在していてその作られた世界の中に生きていると僕は感じます。

心の底からそう感じたのであれば自分の形で「the man」に反抗することは僕は悪いことだとは思いません。

音楽に詳しい方はとても楽しめると思いますしもうほとんどの方が観た映画だと思いますが、今回僕は自分なりにこの映画を観てどういう形で自分を表現して反抗していこうかとても楽しめた映画でした。※あくまでこの記事の英語の解釈は個人的な解釈ですので実際とは異なる場合がありますご了承ください。

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スクール・オブ・ロック (字幕版)

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