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『アンデルセン物語』からハンス・クリスチャン・アンデルセンについて少し学ぶ

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ハンス・クリスチャン・アンデルセンについて少し知れる映画

『アンデルセン物語』からハンス・クリスチャン・アンデルセンについて少し学びました。この記事では1952年公開のアメリカ映画の『アンデルセン物語』を扱います。この記事は※ネタバレがあります注意してください。

基本的には童話作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンについて彼の作品をちりばめながら描かれている物語です。実際のアンデルセンの経歴からはいじられていたり簡略化されたりしているみたいなのであくまで参考程度に観ました。

ハンス・クリスチャン・アンデルセンについて

まずはこの映画の主人公のアンデルセン氏について調べてみます。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン(丁: Hans Christian Andersen、デンマーク語発音: [ˈhanˀs ˈkʁæsd̥jan ˈɑnɐsn̩](ハンス・クレステャン・アナスン)[1]、1805年4月2日 - 1875年8月4日)は、デンマークの代表的な童話作家、詩人である。デンマークでは、Andersen が非常にありふれた姓であることから、フルネームを略したH. C. Andersen(デンマーク語読みで "ホー・セー・アナスン" [hɔse ˈɑnɐsn̩])と呼ばれる。 アンデルセンの童話は子供から大人まで人気が高く、現在も国際的に愛されている。

代表作は「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「雪の女王」など。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン - Wikipediaより引用

デンマークの代表的な童話作家、詩人です。名前は知っていましたが正直どこの国の方か知らなかったです。また代表作も題名を言われれば聞いたことあるものの内容をあまり覚えていなかったり、この作品この人が書いたんだレベルの理解度でこの映画を観ています。それでは映画の話にいきます。

映画『アンデルセン物語』と比較

作品数について

映画では「裸の王様」や「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「親指姫」等が主に扱われていましたが実際にはとんでもない数の作品を残している様です。調べてみるとデンマークの翻訳会社のサイトで公開されていました。

翻訳された彼の作品は3381作品あるそうです。あくまで映画ではほんとに数作品が取り扱われただけにすぎないようです。

De 10 mest oversatte danske forfattere

出典:De 10 mest oversatte danske forfattere

靴職人と貧困について

映画ではアンデルセンは靴職人として描かれていますが実際は父親が靴職人だったようです。また映画ではアンデルセンが大人になってから話が始まっており孤児院からピーターという青年を引き取って靴職人として技術を数年教えたことになっていました。

1805年4月2日、フュン島の都市オーデンセで、22歳の病気の靴屋の父と数歳年上の母親の家で生まれる。彼の家は貧しく一つの部屋で全員が眠った。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン - Wikipediaより引用

アンデルセンについて調べるといろんなサイトで貧困だったと扱われていますが映画ではそこまで貧困をイメージしたり苦しんでいるような描写はありませんでした。以下のサイトにとてもわかりやすく書かれていました。

「みにくいあひるの子」を生んだアンデルセンの貧困生活 | P+D MAGAZINE(参考サイト)

コペンハーゲンと夢

映画ではピーターの配慮でコペンハーゲンへ向かうことになったわけですが行ったことないから行ってみたいという理由でした。ですが実際は1819年の14歳~15歳で舞台役者、俳優になるために向かったことになっています。

デンマークの作家。オーゼンセの靴職人の子に生まれ,1819年俳優を志してコペンハーゲンに出たが,やがて文学を目ざす。1835年イタリア旅行の印象に基づく小説《即興詩人》によって広く文名をはせ,同年最初の童話集を発表した。

アンデルセンとは - コトバンクより引用

そして映画ではオランダ皇室バレエ団に靴職人として雇われるのですが調べてみるとデンマークの王立劇場に入ったことになっています。

en.wikipedia.org

恋愛

映画ではそのバレエ団の女性に恋をし敗れる姿が描かれていますがここは割と近いみたいです。WIkiにはアンデルセンの恋愛についての記述がありました。

In Andersen's early life, his private journal records his refusal to have sexual relations.[23][24]

Andersen often fell in love with unattainable women, and many of his stories are interpreted as references.

Hans Christian Andersen - Wikipediaより引用

 色んな理由からなかなか恋愛はうまくいかず生涯独身だったようです。

www.theguardian.com

学んだことと書きたいこと

まず、ハンス・クリスチャン・アンデルセンについて調べていくほどこの映画の物語はあくまで映画用のものというのが理解できました。

そして映画では描かれていない貧困時代、母親へのマザーコンプレックスのような側面についてや童話がどういう流れで作られていったのかは学べませんでした。

この映画ではあくまでアンデルセンと童話の存在、こんな作品がありますというのが分かりました。興味を持つきっかけや物語としてはとても優しく描かれていて心温まる映画でした。踏み込んで調べるにはおすすめできません。

僕はバレエはまったく分かりませんが想像以上にバレエのシーンが多かったです。

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アンデルセン物語(字幕版)

 

予告編はこちら

www.youtube.com

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