ニートが好きだね?

ニートが好きだね?

昨日と違うニートになる。頭はたくさん動かした。手の動くままにやってみるよ。

ニートが好きだね?

初めてのメンタルクリニック

【スポンサーリンク】

f:id:slpmaru:20191115013750j:plain

予約さえしてしまえば50%、家を出て病院に着けば99%が終わる

予約がすぐにとれないことが普通にある

記憶が冷めないうちに書き記しておこう。結論を先に書かせてほしい。予約がもう済んでいるのなら残りは家を出てから病院に入るまでが勝負だ。

今日僕は人生で初めてメンタルクリニックに行った。これは臆病な主人公の壮大な冒険。僕が行ったのは都内の〇袋駅にあるゲームセンターの上のところ。

本当は家からすぐのところが良かったのだけれど、あいにく電話したら数週間先ですと言われ小さなパニックになってしまった。別のクリニックを仕方なく探そうと思った時、昔そのクリニックの漫画を見かけたことを思い出したんだ。僕にあった唯一の手掛かりみたいなのがそれだった。都内のいたるところにあるのだけれど、〇袋には少し思い入れがあってね、それはまた今度。

これまでの日々と予約の電話

自分から電話をかけるなんていつ振りだろうか、覚えていない。覚えているわけがない、何故なら僕のこの引きこもりの日々は脳が覚える必要がないと判断した金太郎飴のような生活だったのだから。僕の心の年齢は止まっていた。本を読み始めてからまた動き始めたのだけれど。

そんなことを考えているうちに受話器を握って僕は電話をかけていた。心と口が同時に別のことをしている感覚だったのは覚えている。でもちゃんと喋れていたのかは知らない。予約はできていたからよしとしよう。ちゃんとメモを書いた。16日〇時とね。

ここだけ書けば綺麗なんだけど大事なのはリアルなんだ。反省点も見つめなければならない。この電話をかけたのは数日前なんだ。当日、翌日でもここだったら対応してくださったかもしれない。僕は自分の限界に挑戦するチャンスを見逃した。つまり予約をとれたではなくベストな予約をとれたじゃないのだ。

ここが僕が人生をかけて治療しなければならない現時点の最大の弱点「妥協」だ。

つまり僕はもっと早く病院に行ける機会があったのかもしれないのにその気持ちを取り下げて16日という日付を選択した。これを克服しないと本当にいつまでもただの石ころなのだ。

当日までの不安は僕も感じた、それを作り出しているのは自分

話を進めよう、とにかく予約をした僕は今日を待っていたんだ。その間やはりあいつはやってきた。「不安」、「恐怖」。打ち負かし方を知ってる人には雑魚敵だろう。

僕にとってはちょっとばかし厄介でね。その戦闘力は当日までに病院のホームページを目的もなく訪れた回数20回、駅から病院までの道のりの画像を載せてくださっているのだがそいつを確認した回数も2桁だ。

一言でいえば本当に怖かったんだ。行ったことないんだから。

当日を迎えて

そして今日の朝、風呂に入り歯磨きをし顔を洗って、意味もなく鏡を見つめ、死んだ魚のような目と絶対に負けないという見たこともないような目をしながら笑顔を作っていた。風呂と歯磨きと洗顔に違和感を感じないあなたはそれを忘れないでほしい。ここの気持ちが分かる方は共に戦おう。1時間もかからないような道のりを4時間も前から準備して、同じような状況なのに子供の頃の遠足、旅行のときの気持ちとは全然違う。

そして僕は1時間前に家を出た。本や映画やゲームから学んだたくさんのことを実行に移すために。未来の僕がこの1日を誇りに思えるように。てへ。

無意識にスマホをさわり、外の世界の中に部屋の中にあるいつもの感触を求めていたのかもしれない。人の視線が怖いけど色んな色を探したい、普段見なかったことに気付きたい、地元にこんなお宝が眠っていたんだと家族に自慢したい、首がぐるんぐるんしていたことだろう。病院の前に着くまで僕はひたすら本でやりたいと思ったことを試していた。

この冒険の道中を共についてきてくれたのだ。本当に心強かった。どうか迷っている方、仲間というのは人である必要はないのではないだろうか、友達いなくても、頼れるものがいなくても、真剣に学んだ知識が一緒についてきてくれると今日僕は気づいたよ。

病院に着いたら後は流れに身を任せる、もう99%は達成している

病院に到着そして待合室

病院についてしまえばこっちのもんだった。優しい方に助けてもらいながらやるべきことを終える。しかし知らないことが多すぎてね、僕はここしかしらないから比較するものがないんだ。僕にとってはここが現時点で全てだからね。

全てが新鮮だった、医者と喋るのも、待合室に人がいるのも、みんな下向いてた、スマホも漫画もいじらずに下を向いていたのは僕だけだったけど。僕が待っている間だけでも4回くらいは帰る人がいて来る人がいた。20分くらいでね。

医者と会話で自分の会話力を知る

医者と話しながら今までのことを話したんだ、全然うまくしゃべれない、まず目が見れない、言葉が短くなってしまいここで引きこもっていた現実を知るんだ。人と会話してこなかったこと、文字を全然書いてこなかったこと。

恥ずかしくはなかった、実力を体感したんだ。気持ちが先行していて実力をすこし過大評価している。謙遜はいらないが、正確に見つめて自分だけは自分をしっかり理解してあげよう。

結構流れ作業だったから時間的にはすぐに終わったよ1時間くらい、あらかじめ用意されていることを淡々とこなした感じ。渡された紙に書いて、医者と話、採血して、簡単なテストして、精算して終わり。言葉にしたらたったこれだけ。

自分が病気なのかそうじゃないのかそういうのは今日は何もわからなかった

でも僕にとってそれはあまり重要じゃない、だってここに辿り着くまでの壮大な冒険、ここに来てからの実力の実践、観察、いろんな人たちを生で見て、知らない世界を経験したんだ。精算機があるのは驚かなかったけど、QRコード使ってすぐ金額出るんだね感動。

終わってから学んだこと感じたこと書きたいこと

カウンセリングは依存症のとそうじゃないのがあるみたいなのだけれど、全部気になっちゃったからとりあえず依存のほうも受けちゃった。お姉さん1秒フリーズしたから違うんだろうけど気になっちゃったしもしかしたら帽子が脱げないのは依存なのかもしれないから聞くだけ聞いてみる。

おそらくアルコール依存とかギャンブル依存とかそっち向けのコースなんだろうねそんな漫画くれたし。初期費用が少し高いのはそこ漫画分の料金なのかな?依存のほうが違うものだと感じたら次の週は普通のカウンセリングを受けてみるよ。気になるからね。だいぶお得な患者さんだろうね。

判別できないから失敗してもいいからとにかく全部やってみる、やれることは。薬局も初めて挑戦したんだ。処方箋出して薬もらって説明うけて帰る。たったこれだけ。それでもあの薬局独特のにおい、明るさ、あぁいうのはあんまりないね。目をつむってもある程度わかりそう。

さて強がっていたもののやっぱりかなり疲れたみたいでね、部屋に着いたとたんパタりと倒れたよ。僕は病院の評価ややり方を説明したいのではない、それはそういうブログかネットにたくさんあるだろう。

僕は本から学んだいろんな知識を使って違う視点で自分の経験を振り返り、行動に変えて、人生初のメンタルクリニックを終えた。これがいつか未来の誰かの背中を押すきっかけになったのであれば今日の1日は意味があるだろう。しかしその1人目は僕なのだからじゅうぶん意味があったのだ。

 

 

【スポンサーリンク】